慢性腎臓病(CKD)・腎機能障害

早期の受診をお勧めする方

  • 検尿で蛋白が1+以上.
  • 検尿で潜血が1+以上.
  • 推算糸球体濾過量(eGFR)が60未満.
  • 腎機能が低下していると指摘された
  • クレアチニン(Cre)が高い(男性1.0ml/dl 女性 0.8mg/d 以上)

上記3つの項目のいずれか1つでも指摘をお受けになったことがある方は、慢性腎臓病の可能性があります。
慢性腎臓病は早期に発見し、早期に治療介入することで、今後の腎機能が低下するリスクが低くなる傾向が分かっています。

成人のおよそ8人に1人以上が慢性腎臓病(CKD)を持っており、新たな「国民病」と言われています。

お心当たりのある方、一度ご相談したい方は、お気軽に当院の腎臓内科専門医にご相談ください。

腎臓って言っても、今、症状は何もないし大丈夫かと・・

慢性腎臓病は、症状がほとんど出ないことが多いです。
検査を受けてみないと、腎臓が正常とは言い切れないのです。

東京都や調布市も、慢性腎臓病・CKDの方には、受診を積極的に推奨している疾患です。

治療

腎臓機能低下を完全に元に戻すような、治療薬は現在まだありません。
しかし、最近の研究結果によって、腎臓の機能低下を抑制できる、腎機能を改善することが出来る可能性がある薬が続々と出てきております。

①クレメジン
②ARB(アンジオテンシン受容体拮抗薬)
③SGLT2阻害薬(ex, フォシーガ)
④ARNI(アンジオテンシン受容体/ネプリライシン阻害薬)(ex, エンレスト)