調布市の高血圧外来|健診で血圧が高いと言われた方へ
調布市・つつじヶ丘・仙川・柴崎で高血圧にお悩みの方へ


高血圧は日本人に非常に多い病気ですが、自覚症状がほとんどないため、放置されやすい病気でもあります。しかし、高血圧をそのままにしていると、脳卒中や心筋梗塞、心不全、慢性腎臓病(CKD)などの重大な病気につながる可能性があります。
特に健康診断で血圧高値を指摘された方の中には、「たまたま高かっただけかもしれない」「症状がないから大丈夫」と考え、そのままにしてしまう方も少なくありません。しかし、高血圧は初期には症状がほとんどないまま進行することが多く、気付いた時には動脈硬化や臓器障害が進んでいることがあります。
調布市・つつじヶ丘のつつじヶ丘駅前内科クリニックでは、高血圧の診断・治療に加え、腎臓専門医として高血圧の原因や合併症についても評価を行っています。
また、高血圧の背景に慢性腎臓病(CKD)や睡眠時無呼吸症候群(SAS)、原発性アルドステロン症などが隠れていることもあります。当院では必要に応じて検査を行い、一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。
「健診で血圧が高いと言われた」
「血圧の薬を飲んでいるがなかなか下がらない」
「尿蛋白や腎機能低下も指摘された」
このような方は、お気軽にご相談ください。
高血圧とは
高血圧症とは、血圧が一定の期間高い値が続き、臓器障害を生じる可能性の高い状態です。
心臓が収縮しているときの最も高い圧力を収縮期血圧、心臓が拡張しているときの最も低い圧力を拡張期血圧と言います。全身の臓器は血液がないと生命活動を維持することができません。心臓は収縮と拡張を繰り返しながら、全身に血液を送り出しています。
| 血圧分類 | 診察室血圧 |
|---|---|
| 正常血圧 | 120/80mmHg未満 |
| 正常高値血圧 | 120~129かつ80mmHg未満 |
| 高値血圧 | 130~139または80~89mmHg |
| 高血圧 | 140/90mmHg以上 |
また家庭血圧では、135/85mmHg以上が高血圧の目安となります
現在、国民の血圧水準は低下しましたが、日本では高血圧症患者は約4,300万人いるといわれています。治療しないと、脳卒中、心筋梗塞、心不全、慢性腎臓病などを発症するリスクが高くなります。
血圧がかなり高くなるまで自覚症状が出ないことも多いため、調布市などの健康診断にて高血圧症がないか、定期的にみることが大事です。
高血圧で受診をご検討中の方へ
火曜・水曜・木曜も高血圧のご相談に対応しています
健康診断で血圧が高いと指摘された方、家庭血圧が高めの方、血圧のお薬について相談したい方は、火曜・水曜・木曜の受診もご検討ください。
月曜・土曜は混み合いやすいため、高血圧や生活習慣病の継続診療、健診結果のご相談は、比較的ご案内しやすい火曜・水曜・木曜での受診がおすすめです。
どの曜日を選べばよいか分からない場合も、健診結果や血圧手帳をご持参のうえご相談ください。
高血圧の症状


高血圧の症状は初期段階では自覚症状がほとんどありません。
そのため、調布市の健康診断などで高血圧症が発見されることが多いです。
そして、高血圧を長期間放置すると以下のような症状が現れることがあります
- 頭痛
- めまい
- 耳鳴り
- 動悸
- 脱力感
放置すると?高血圧症の合併症


脳卒中(脳梗塞・脳出血)
高血圧によって最もこわい病気の一つが脳梗塞・脳出血です。脳梗塞は脳の血管が詰まる病態、脳出血は脳の血管が破れ出血する病気です。
高血圧が続くと脳の血管が硬くなる、すなわち動脈硬化が進行します。血管の弾力性が失われるため、その結果、血管が詰まったり破れやすくなります。
一度でも脳梗塞や脳出血を発症すると、「手足の麻痺、言葉が出にくい、呂律が回らない、歩けなくなる」などの症状が出現し、後遺症として残ってしまう場合も多いです。
高血圧を適切に管理することで、脳卒中の発症リスクを大きく減らすことが分かっています。
心筋梗塞・狭心症
心臓には、冠動脈という酸素や栄養を送る血管があります。高血圧が続くと冠動脈の動脈硬化が進みます。その結果、冠動脈の血管が狭くなることや閉塞する場合があります。冠血管が狭くなる・狭窄する病気が狭心症で、時々の胸部痛として出現します。
さらに重症になると、冠動脈が完全に閉塞してしまい、心筋梗塞を発症します。心筋梗塞では、強い胸の痛み・冷や汗・息苦しさが出現します。
心筋梗塞を発症するとそのまま命を落としてしまう場合もあります。
高血圧に加えて、糖尿病、脂質異常症や喫煙をされていると、心筋梗塞のリスクは高くなります。


実際に論文でも収縮期血圧が10mmHg上がるごとに、心筋梗塞による死亡リスクが17%増えることが分かっています。
The relation between blood pressure and mortality due to coronary heart disease among men in different parts of the world. Seven Countries Study Research Group; N Engl J Med. 2000 Jan 6;342(1):1-8.
大動脈瘤・大動脈解離
高血圧は、血管をもろくするため、全身で最も太い大動脈の壁にも影響を与え、大動脈瘤や大動脈解離を発症します。
大動脈瘤は、高血圧によって動脈硬化が進んでしまい、血管の壁に瘤を形成します。大動脈瘤だけでは、問題になりませんが、この大動脈瘤が破裂してしまうと死に至ります。
また、大動脈解離は、血管の壁が裂けてしまう病態です。症状としては、背中の激痛、胸の痛みにて気づかれることが多いです。どちらも手術が必要になることも多く、生死に関わる病態です。
慢性腎臓病(CKD)
高血圧が続くと腎臓にも影響を及ぼします。高血圧は慢性腎臓病(CKD)の末期・すなわち透析患者の導入原因の主要な項目です。
腎臓は細い血管が集まった臓器です。腎臓は細い血管が集まった臓器です。高血圧が続くと腎臓の血管に負担がかかり、腎機能低下や尿蛋白につながることがあります。
また、恐ろしいことに、初期の腎機能低下では症状がほとんどありません。しかし気付かないうちに進行し、重症化すると透析治療が必要になることがあります。
高血圧の原因


高血圧は一つの原因だけで起こる病気ではなく、様々な要因が重なって発生します。
具体的には、食事や運動習慣、体質、加齢などが多いですが、一部の方では特定の病気が原因となって高血圧が起こっている場合があります。
高血圧の多くは、明らかな原因疾患を特定できない「本態性高血圧」です。生活習慣や体質、加齢などが関係し、高血圧全体の約90%を占めるとされています。40歳以上であり、簡単な検査の結果、二次性高血圧を疑う所見がなく、家族的に高血圧の遺伝があれば、通常は本態性高血圧と考えます。
遺伝因子と環境因子が複雑に関係しています。主に環境因子は、生活習慣の変化によるもので、塩分のとりすぎ、食べすぎ、肥満、飲酒、運動不足、ストレス、睡眠不足、喫煙などが関係します。体重を減らすだけでも、血圧が下がることがあります。
塩分の摂り過ぎ
日本人の高血圧の原因として最も多いのは、塩分の過剰摂取です。塩分を摂りすぎると体内に水分が溜まりやすくなり、血液量が増加します。その結果、血管の壁にかかる圧力が高くなり、血圧が上昇してしまいます。
塩分が多い代表的な食品としては、ラーメンなどのスープ類・味噌汁・漬物・加工食品・インスタント食品などです。
外来ではよく、「味噌汁を飲む場合は具だけを食べるようにして、お汁は残しましょう」とお伝えしています。
日本高血圧学会では1日6g未満の塩分摂取を推奨していますが、実際の生活でこれを厳守するのはなかなか難しいことです。そのため、たとえ目標値に完全に達しなくても、少しでも塩分を抑える意識を持つことが、高血圧を予防するために非常に大切です。
肥満
体重が増えることによって、全身に血液を送り出すために心臓の負担量が増えます。さらに、肥満によってインスリンの抵抗性が上がってしまうこと・交感神経が活性化すること・慢性的な炎症状態などになること等によって、血圧上昇の要因となります。
実際、体重を減らしてもらうことだけで、血圧が改善する方も多いです。
運動不足
運動不足になると血管の柔らかさ(柔軟性)が低下するため、血圧が上がりやすくなります。さらに体重増加、糖代謝異常、筋力低下なども引き起こすため、運動はとても大切です。
ウォーキングなどの有酸素運動を行うことで、血圧を低下させることが分かっています。
飲酒
適量の飲酒であれば、そこまで大きな問題にならないこともありますが、過度な飲酒は高血圧の原因となります。また、飲酒時のおつまみによって塩分摂取量が増えたり、体重が増えたりすることで、高血圧につながることもあります。
特に毎日飲酒する習慣がある方では血圧が高くなりやすい傾向があります。
喫煙
喫煙は血圧を上昇させるだけでなく、動脈硬化を進行させます。高血圧と喫煙が重なり動脈硬化が進行すると、心筋梗塞・脳卒中・大動脈瘤や大動脈解離につながります。
高血圧治療において禁煙は非常に重要です。
ストレス
ストレスを受けると交感神経が活性化し、血圧が上昇することが分かっています。仕事や環境などによるストレスは、体にかなりの負担をかけているので、十分な睡眠や休養を適度に取るようにしましょう。
加齢
年齢を重ねると、誰でも動脈硬化が進行してしまい、血圧が上がる傾向になります。以前・若い頃は柔らかかった血管も、加齢とともに弾力性が低下するわけです。
二次性高血圧とは
高血圧の多くは生活習慣や体質、加齢などが関係する本態性高血圧ですが、約10%は特定の病気が原因で起こる「二次性高血圧」とされています。
若い年齢で高血圧になった方、急に血圧が高くなった方、薬を飲んでも血圧が下がりにくい方では、二次性高血圧の可能性を考える必要があります。
腎実質性高血圧が最も多く50%を占めます。ほかに内分泌性高血圧(原発性アルドステロン症、褐色細胞腫、クッシング症候群など)、血管性高血圧(大動脈炎症候群、大動脈弁閉鎖不全など)、脳血管障害による高血圧、薬剤誘発性高血圧、妊娠高血圧症や閉塞性睡眠時無呼吸症候群などがあります。
特に若い人の高血圧には、甲状腺や副腎ホルモンの異常が関与していることも考えられます。このような場合、専門的な検査を行うことで、原因を特定し、適切な治療を行います。
原発性アルドステロン症
副腎から分泌されるホルモン(アルドステロン)が過剰に分泌されることで血圧が上昇する病態です。
特徴として、若い頃から高血圧、薬が効きにくい、カリウムが低いという場合があります。
採血によるホルモン検査にて診断をします。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)
実は、睡眠時無呼吸症候群も、高血圧に関係しています。
睡眠中に呼吸が止まることにより、交感神経の活性化、酸素不足となり、結果血圧が上昇します。
降圧薬を複数飲んでいるがなかなか血圧が下がらない、いびきが強い、日中眠い、という方は睡眠時無呼吸症候群が隠れていることがあります。
当院の睡眠時無呼吸症候群検査は、ご自宅にて実施可能です。
腎血管性高血圧
腎臓へ血液を送る血管が狭くなることで引き起こされる高血圧です。慢性的ではなく、急激に血圧が悪化した場合や、薬が効きにくい場合に疑うことが多いです。
甲状腺疾患
遺伝性やその他の要因にて、甲状腺ホルモンが過剰になることで、血圧が高くなることがあります。
症状として、動悸、発汗、体重減少などを伴う事が多いです。
採血にて甲状腺ホルモンの数値を評価することによって診断します。
高血圧の治療


血圧の重症度、臓器障害、心血管病、合併症、危険因子の有無をみて、心血管のリスクを評価し、それに応じた血圧の管理計画を立てます。
まず、患者さん一人ひとりに応じた降圧目標を設定し、生活習慣の改善を行います。それでも降圧目標に達しないときは、降圧薬の服用を開始します。血圧が180/110mmHg以上の重症高血圧(高リスク)ではすぐ(数日以内)に降圧薬を開始します。
生活習慣を見直すことで降圧薬の種類と用量を減らすことができます。生活習慣の修正項目のなかで最も重要な生活習慣の改善項目は減塩です。高血圧の方では、塩分摂取量を減らすことで血圧が下がるケースが少なくありません。また、肥満を生じると高血圧が起こる確率が2倍に増えるため、減量による降圧効果も大きいです。
①食塩制限 6g/日未満
②野菜・果物の積極的摂取
③適正体重の維持(BMI25未満)
④運動療法
⑤節酒
⑥禁煙
食事療法・減塩
減塩食の制限(6g/日未満)とし、コレステロールや飽和脂肪酸の摂取を控え、魚(魚油)・野菜・果物を積極的に摂取します。食べ過ぎや飲み過ぎを避け(エタノールで男性20~30mL/日以下、女性10~20mL/日以下)、ゆっくり食べることを心がけます。
バランスの良い食事を心がける、野菜を積極的に摂る、加工食品を減らす、食べ過ぎを避けるということを意識してみましょう。
塩分を多く摂取すると体内に水分が溜まりやすくなり、血圧が上昇します。日本高血圧学会では、1日の塩分摂取量を6g未満にすることを推奨しています。しかし実際には、日本人の平均塩分摂取量はそれを上回っているとされています。
具体的には、ラーメンのスープを飲み干さない、味噌汁は具だけを食べる、漬物や加工食品を少なめに、香辛料やだしを使う、醤油やソースは「かける」のではなく「つける」ようにしましょう。
減塩は血圧改善だけでなく、腎臓を守るためにも重要です。
運動療法
BMI25未満を目標に、有酸素運動(散歩、ストレッチ、ウォーキングなど)を1日平均20~30分程度行います。
適度な運動は血圧を下げる効果が期待できます。運動によって血管の柔軟性が保たれ、体重管理にもつながります。有酸素運動がおすすめで、具体的には、ウォーキング、軽いジョギング、自転車、水泳などを週3〜5回、1回30分程度行うことが推奨されています。
普段運動習慣のない方は、まずは無理のない範囲で始めましょう。
いつもエスカレーターやエレベーターを使っている方は階段を使う、少し遠回りして歩くなど、日常生活の中で体を動かすことから始めてみましょう。


体重管理
肥満は高血圧の大きな原因の一つであり、内臓脂肪が増えると、血圧が上昇する傾向になります。体重を減らすことで血圧が改善する方は少なくありません。体重を減らすためには、食事内容の見直し、適度な運動
が重要です。無理なダイエットではなく、継続できる生活習慣を身につけましょう。
薬物治療
生活習慣の改善をしても、高血圧が継続する場合、降圧薬の服用を検討することになります。現在、市販されている降圧薬には、ACE阻害薬、ARB、Ca拮抗薬、利尿薬などがあります。最近では、合剤として、2種類の別々の降圧薬を一つにまとめたものも処方することがあります。
これにより、飲み忘れを防ぎ、服薬の煩雑さを軽減することができます。
調布市つつじヶ丘駅前内科クリニックの高血圧診療


高血圧は単に血圧を下げるだけの病気ではありません。
脳卒中や心筋梗塞、心不全、慢性腎臓病(CKD)などの重大な病気を予防するために、原因や合併症を含めて評価することが大切です。
つつじヶ丘駅前内科クリニックでは、高血圧の診断・治療だけでなく、高血圧の背景にある病気や合併症についても総合的に診療しています。
睡眠時無呼吸症候群(SAS)の検査
睡眠時無呼吸症候群は高血圧の重要な原因の一つです。朝の血圧が高い、降圧薬を複数服用している、いびきが強い、日中の眠気が強い、といった方では睡眠時無呼吸症候群が隠れていることがあります。治療を続けても血圧が下がりにくい場合、睡眠時無呼吸症候群が関係していることがあります。
当院では自宅で行える検査や治療を行っております。
よくある質問
- 血圧が一度高かっただけでも受診した方がよいですか?
-
一度の測定だけで高血圧と診断することはありません。しかし健診や家庭血圧で繰り返し高値を指摘される場合は受診をおすすめします。
- 家庭血圧と病院の血圧はどちらを重視しますか?
-
家庭血圧を重視します。当院でも家庭血圧の記録を参考に診療を行っています。
- 薬を飲み始めたら一生続けなければなりませんか?
-
降圧薬を飲みつつ、生活習慣も改善していけば血圧の薬が必要なくなることもあります。一緒に生活習慣を見つめ直し、薬をなるべく飲まない生活を目指しましょう。
調布市・つつじヶ丘で高血圧のご相談なら


高血圧は自覚症状が少ない一方で、脳卒中や心筋梗塞、心不全、慢性腎臓病などの重大な病気につながる可能性があります。
健診で血圧高値を指摘された方、家庭血圧が高い方、降圧薬について相談したい方はお気軽にご相談ください。
調布市、つつじヶ丘、仙川、柴崎、国領周辺で高血圧について相談できる内科をお探しの方は、つつじヶ丘駅前内科クリニックへご相談ください。
高血圧の初診・再診は、火曜・水曜・木曜もご予約いただけます。
健診で血圧が高いと指摘された方、家庭血圧が高めの方、血圧のお薬について相談したい方は、火曜・水曜・木曜の受診もご検討ください。
