マンジャロはなぜ痩せるのか?研究結果から何キロ痩せるか解説


マンジャロで痩せるとは聞くけと、実際どれくらい痩せるのかという声を患者さんからよく聞きます。そんな疑問に今回はお答えしていきます。
マンジャロとは
マンジャロはGIP、GLP-1受容体作動薬という薬です。GIPおよびGLP-1は小腸から分泌されるホルモンであり、マンジャロはこれらのホルモンの受容体に作用する役割があります。マンジャロの効果は、リベルサス、オゼンピック、ビクトーザ、サクセンザなどの他のGLP-1受容体作動薬よりも強力です。2型糖尿病の薬として使われており、週1回ご自身で打っていただく注射薬になります。
GIPとGLP-1は共にインクレチンと呼ばれるホルモンであり、インスリン食べ物を口に入ると同時にインスリン分泌を促進させる効果があります。
この効果をインクレチン効果と言い、2型糖尿病の患者ではインクレチン効果が低下することがわかっています。
インクレチンはインスリンを分泌させる作用がある他に、脳の神経に働きかけ、食欲を抑制したり胃の運動を抑制する効果があることがわかっています
マンジャロで体重はどれくらい痩せるか
ここでは論文でどれ位体重が痩せたか・体重が減ったかということを解説します。
有名な論文でマンジャロ(チルゼパチド)がどれくらい痩せるのかを検証しています。


N Engl J Med. 2021 Aug 5;385(6):503-515. Tirzepatide versus Semaglutide Once Weekly in Patients with Type 2 Diabetes
SURMOUNT-1試験では、マンジャロであるチルゼパチド(Tirzepatide)が40週使用するとどれくらい体重が減るのかを検証しています。その結果、マンジャロ5mgでは7.8kg、マンジャロ10mgでは10.3kg、マンジャロ15mgでは12.4kgと体重が減少しました。
なぜマンジャロは痩せるのか


マンジャロが痩せる理由は、食欲を抑えるに加え、様々な理由によってカロリー消費が促され、脂肪がつきにくい体を作るためです。
マンジャロは、GLP-1とGIPの2つのホルモンが同時に作用することで、痩せる効果を期待することができます。
マンジャロは、具体的には4つの効果によって痩せる効果が得られます。
①マンジャロは満腹感が持続する
マンジャロは、胃や腸といった消化管をゆっくりにする作用があり、その結果、食べ物を口から入れて消化されるまでの時間が長くなります。
満腹感を得やすいことで、食べ過ぎを抑え、体重が減りやすい生活スタイルに変化します。
満腹感が持続しますので、通常の食事に加えて、おやつなどの完食もしにくくなるため、痩せやすい体作りになります。
②マンジャロは食欲を抑制する
マンジャロは脳の視床下部という満腹中枢に働きかけて、食欲を抑える作用があります。
マンジャロによって、消化管の運動がゆっくりになることで満腹感を得られやすいことをお伝えしましたが、食欲も低下する傾向があります。
食べたい気持ちが減るため、無理をせずに食事量を減らすことができます。
③マンジャロは脂肪の分解を促進する
GIPは脂肪や脂肪細胞で脂肪の分解を促進します。そのため、体の余分な脂肪の燃焼が進み、体重を落としやすくします。
マンジャロは基礎代謝を上げることでエネルギー消費を増加させる効果があります。そのため、普段からカロリーを消費しやすい体を作ることが可能です。
④マンジャロは血糖値スパイクを抑える
マンジャロはインスリンの分泌を促進抑えるため、食後の急激な血糖上昇を抑える働きがあります。
血糖値の急激な上昇・血糖値スパイクが起きると、エネルギーを脂肪として溜め込む傾向があるので、肥満になりやすくなります。
そのため、マンジャロによって血糖値スパイクを抑え、体重を落とし、痩せやすい体にします。
マンジャロの痩せる効果が人によって変わる理由


マンジャロは食欲を抑える効果がありますが、マンジャロを打ってもたくさん食べてしまう人は痩せる効果・体重減少効果が少ない傾向があります。
マンジャロが向いてる人
マンジャロは、以下のような方に向いていると考えられます。
・運動や食生活の見直しを行っても体重が落ちなかった方
・食事制限をしてみたが空腹感が辛く持続できなかった方
・過度な食生活制限や、過度な運動をしたくない方
・内蔵脂肪が多い方
運動や食生活の見直しを行っても体重が落ちなかった方
これまでにさまざまなダイエット方法を試したものの、体重減少が得られなかった方にはマンジャロは効果的です。
食欲のコントロールがなかなかできない、ついつい食べ過ぎてしまう傾向がある方は特にマンジャロはおすすめです。マンジャロは食欲抑制効果があるため、ご自身の意思に関係なく食べたい意欲を抑えてくれます。
そのため、自然と食事量が減り、少しの食事量でも満足感が得ることは可能です。ダイエットで我慢をいつもしているという方にはぜひお勧めな治療法になります。
食事制限をしてみたが空腹感が辛く持続できなかった方
マンジェロは腸蠕運動を抑制するため、満腹感が長い時間持続しやすいです。そのため、食事の前でも空腹感が少なく、間食をする機会が減ります。
間食が減ると摂取カロリー量も減るため、自然と体重が減りやすくなります。
過度な食生活制限や、過度な運動をしたくない方
膝や腰を怪我して運動が激しくできない方にもマンジャロはおすすめです。マンジャロを使用することで、運動する量が少なくても、食事による摂取カロリーが抑えられるため、過剰なエネルギーの蓄積を抑えることができます。
もちろん、適度な運動をすることで、体重減少効果はありますので、できる範囲の運動はしましょう。
内蔵脂肪が多い方
内臓脂肪が多い肥満体系の方にもマンジャロはおすすめです。マンジェロは内臓脂肪の減少効果があります。
内臓脂肪がついていると高血圧や脂質異常症、糖尿病のリスク要因になるため、マンジャロの治療を行い、血圧やコレステロール、血糖の改善に取り組みましょう。
マンジャロが向いていない人
以下の方は10が向いていない、もしくは推奨されない可能性があります。
・妊娠中、授乳中の方
・腸閉塞を繰り返している方
・低体重の方
ダイエット効果がいつから現れるのか


マンチャロは食欲を抑え、脂肪の燃焼を促進する効果があるので、1日2日で劇的に体重が減るわけではありません。
しかし、食欲が最初に自然に落ちていき、少しずつ体重も減少する傾向があります。
具体的には、1ヶ月から2ヶ月程度で2-3kg程度は痩せる方が多いです。体重の減少、痩せ方には人それぞれ効果に違いがありますが、マンジャロの寝せる効果は多くの方に実感していただいていることが多いです。
なので、1日・2日で速攻性があるような体重減少ではなく、時間をかけて2、3ヶ月と体重を落としていく治療法になります。
継続的に使用することで体重減少の効果は高まる
満足を継続して使用すると、体重を抑える効果も安定して発揮し、体重減少の効果が継続しやすくなります。
血糖コントロールや食欲抑制が長期的に続くことで、リバウンドしにくい状態になります。
過度な運動や無理な食事は続かないですが、適度な運動と適度な食事制限をマンジャロと併用することで、より効果のある体重減少効果が期待できます。
マンジャロの副作用について
マンジャロは高い体重減少効果を表す薬ですが、使用することで副作用も出る可能性があります。副作用について知っていくことで重篤になる前に気づくことが大事です。軽度な副作用のうちに対応することで継続的なマンジャロの使用が可能です。
主な副作用として以下のものがあります。
・消化器症状(吐き気、嘔吐)
・低血糖症状(めまい、だるさ)
・膵炎
当院でのマンジャロ治療効果


実際にクリニックで何キロぐらい痩せているかというご質問に対して解説をしていきます。
実際には個人差ももちろんありますが、3ヶ月程度使っていただくと5キロ程度痩せる印象があります。
さらに半年間ぐらい使用していただくと10キロ程度お痩せになる方も多くいらっしゃいます。
当院におけるダイエット治療の特徴
当院では、【効果のあるダイエット治療】を目指し、患者様のライフスタイルに合わせたダイエット治療をご提案しております。ここからは当院のダイエット治療の特徴についてご紹介します。
当院のダイエット治療では、ただ薬を出して終わりの診療ではなく、患者さん一人ひとりの現在の体重やスタイルをお伺いし、一人ひとりに合わせた治療プランをご提案します。
マンジャロの費用
当院では、明瞭な会計を目指しており、診察料はいただいておりません。
マンジャロ 2.5mg ¥19,500(税込)
マンジャロ 5.0mg ¥26,000(税込)
マンジャロ 7.5mg ¥32,800(税込)
オンライン診療の場合
クール便 送料 ¥2,200 (税込)
