調布市・つつじヶ丘の内科|健診の異常と生活習慣病のかかりつけ医

「健診で引っかかったけれど、どこも痛くないし困っていない」 「再検査の紙をもらったまま、半年が過ぎてしまった」 「血圧の薬は一度始めたらやめられないと聞いて、受診をためらっている」

高血圧や糖尿病、脂質異常症、高尿酸血症、慢性腎臓病には、共通した性質があります。症状が出るころには、すでに血管や臓器の変化が進んでいるということです。逆に言えば、症状のない時期に見つけて手を打てる、数少ない病気でもあります。

つつじヶ丘駅前内科クリニック(東京都調布市・京王線つつじヶ丘駅南口徒歩1分)は、健康診断で指摘された数値の相談と、生活習慣病の継続的な管理を診療の中心に置いている内科クリニックです。院長は腎臓専門医・透析専門医で、血圧や血糖が腎臓にどう影響しているかという視点から評価します。

このページでは、次のことが分かります。

  • 健診で指摘された項目ごとに、当院で何を確認するのか
  • 薬を始めるかどうかを、何をもとに判断するのか
  • 通院がどのくらいの間隔で、どう進んでいくのか
  • 当院でできない検査と、その場合のご紹介先

※ 急な発熱や腹痛などの体調不良にも対応しています。

健康診断で異常を指摘された方へ

健診の結果は、その日一度きりの数値です。前日の食事、睡眠、脱水、測定時の緊張。数値はさまざまな条件で動きます。ですから、一度の結果だけで病気が確定することはありませんし、逆に「一度だけだから」と放置してよいことにもなりません。

大切なのは、その数値が一時的なものか、続いているものかを確かめることです。これが受診の目的だと考えていただいて構いません。

健診でよく指摘される項目と、当院での対応は次のとおりです。

指摘された項目当院で行う主な確認
血圧が高い診察室血圧+家庭血圧の記録、腎機能・尿検査・心電図の確認
血糖・HbA1cが高い再検査、必要に応じた追加の血液検査、合併症の評価
LDLコレステロール・中性脂肪が高い再検査、喫煙・血圧・血糖を含めた総合的なリスク評価
尿酸値が高い再検査、腎機能・生活習慣の確認
尿たんぱく・尿潜血尿検査の再確認、血液検査、腎臓の超音波検査
クレアチニン・eGFRの異常過去の値との比較、原因の評価
肝機能の異常血液検査、腹部超音波検査
貧血血液検査で原因の方向づけ
心電図の異常院内で心電図を再検、必要に応じて循環器へご紹介

受診時にお持ちいただきたいもの

  • 健診結果の用紙(前年・前々年の分もあると、変化の向きが分かります
  • お薬手帳
  • ご自宅で血圧を測っている方は、その記録

数値そのものより、どちらへ動いているかが判断を左右します。1年前と比べて変わっていないのか、じわじわ上がっているのか。同じ値でも意味がまったく違います。

当院では健康診断そのものも実施しています。

健康診断についてはこちら

内科受診時に持参いただきたいもの(健康診断結果・お薬手帳・血圧手帳

腎臓の視点から見る健診異常

健診で「尿たんぱく(+)」「尿潜血(+)」「クレアチニンが高い」と指摘されても、自覚症状はほとんどありません。腎臓は、機能がかなり低下するまで症状の出ない臓器だからです。

腎機能の低下(eGFR 60mL/分/1.73m²未満)や、たんぱく尿などの異常が3か月以上続く状態を慢性腎臓病(CKD)といいます(KDIGO 2024 CKDガイドライン)。CKDは、高血圧や糖尿病の結果として現れることもあれば、腎臓自体の病気が背景にあることもあります。

「透析になるのでは」と不安になる方が多い領域ですが、健診で指摘される段階の多くはそこから遠い場所にあります。むしろ、この段階で原因を確かめ、血圧と血糖を管理することが、その後の経過を左右します

当院では院長が腎臓専門医・透析専門医のため、血圧・血糖の管理と腎臓の評価を、同じ場所で並行して行えます。腎生検など専門的な検査が必要と判断した場合は、連携医療機関へご紹介します。

慢性腎臓病(CKD)について詳しくはこちらたんぱく尿・蛋白尿を指摘された方はこちら血尿・尿潜血を指摘された方はこちら腎臓内科についてはこちら

当院で継続して診ている主な病気

高血圧

日本高血圧学会は2025年8月に「高血圧管理・治療ガイドライン2025(JSH2025)」を発行しました。同学会によると、国内で高血圧に該当する方はおよそ4,300万人と推計されています。

  • 診断の目安:診察室血圧 140/90mmHg以上、家庭血圧 135/85mmHg以上
  • 治療の目標:原則として診察室血圧 130/80mmHg未満、家庭血圧 125/75mmHg未満(JSH2025)

ここで混同されやすいのですが、「高血圧と診断される値」と「下げていく目標値」は別の数字です。130/80は診断基準ではなく目標です。

またJSH2025では、年齢や合併症で分かれていた目標値が原則統一されました。ただし数字を機械的に当てはめるのではなく、ふらつきや腎機能への影響を確認しながら進めます。

当院では診察室の血圧よりも、ご自宅で測った血圧を重視しています。診察室でだけ高くなる白衣高血圧、逆に家でだけ高い仮面高血圧があるためです。血圧手帳をお渡しし、記録を一緒に見ながら方針を決めていきます。

高血圧について詳しくはこちら

糖尿病

厚生労働省の令和6年「国民健康・栄養調査」(2025年12月公表)では、糖尿病が強く疑われる方は全国で約1,100万人、成人のおよそ10人に1人と推計されました。予備群にあたる「糖尿病の可能性を否定できない方」は約700万人です。

同じ調査では、30〜40代で治療を受けていない方の割合が他の年代より高いことも示されています。症状がなく、仕事が忙しい時期ほど後回しになりやすい病気です。

糖尿病そのものが痛むわけではありません。問題になるのは、神経障害・網膜症・腎症といった合併症です。これらは血糖の管理によって進行を抑えられます。症状が出る前に見つかった、というのは悪い知らせではありません。

糖尿病について詳しくはこちら

脂質異常症

日本動脈硬化学会「動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版」では、次の値が診断の目安とされています。

  • LDLコレステロール 140mg/dL以上
  • HDLコレステロール 40mg/dL未満
  • 中性脂肪 150mg/dL以上(空腹時)/175mg/dL以上(随時)

ただし、LDLが同じ160mg/dLでも、必要な対応は人によって変わります。喫煙の有無、血圧、血糖、年齢、性別、家族歴によって、将来の心筋梗塞・脳梗塞のリスクが異なるためです。当院では数値だけを見るのではなく、これらを合わせて評価します。

家族性高コレステロール血症のように、若い時期から治療が必要な体質もあります。若くしてLDLが著しく高い方、ご家族に若年発症の心筋梗塞がある方はお伝えください。

脂質異常症について詳しくはこちら

高尿酸血症・痛風

尿酸値が 7.0mg/dLを超える状態を高尿酸血症といいます(高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン第3版/2022年追補版)。関節に尿酸の結晶が沈着すると、足の親指の付け根などに強い痛みの発作が起こります。

痛風発作の既往がある方の管理目標は、血清尿酸値6.0mg/dL以下とされています。一度発作を起こすと再発しやすいため、発作が起きる前の段階で対策を始めることに意味があります。尿酸は腎臓や尿路結石にも関わるため、腎機能とあわせて確認します。

痛風・高尿酸血症について詳しくはこちら

睡眠時無呼吸症候群

睡眠中に気道が狭くなり、いびきや呼吸の停止が繰り返し起こる状態です。生活習慣病のページに置いているのには理由があります。睡眠時無呼吸は、血圧が下がりにくい原因のひとつだからです。薬を増やしても血圧が目標に届かない場合、背景にこれが隠れていることがあります。

ご本人は気づきにくく、ご家族の指摘で分かることがほとんどです。当院では自宅でできる簡易検査を行っています。

睡眠時無呼吸症候群・いびきについて詳しくはこちら

甲状腺の病気

甲状腺ホルモンの過不足は、体重の変化、動悸、むくみ、だるさ、コレステロール値の上昇として現れます。健診で「コレステロールが高い」と指摘された背景に、甲状腺機能低下症が隠れていることもあります。血液検査で確認できます。

その他の慢性疾患

喘息・咳喘息、花粉症やアレルギー性鼻炎、逆流性食道炎、便秘症、貧血なども継続して診療しています。

アレルギー・花粉症について詳しくはこちら

生活習慣病と合併症の関連図(高血圧・糖尿病・脂質異常症・高尿酸血症・睡眠時無呼吸と、心筋梗塞・脳梗塞・慢性腎臓病のつながり)

薬を始めるかどうかを、どう決めるか

受診をためらう理由として最も多いのが、「行ったら薬を出されるのではないか」という不安です。

実際には、受診=すぐに内服開始ではありません。判断の材料になるのは、おおむね次の要素です。

  • 数値の高さ:基準をわずかに超えているのか、大きく離れているのか
  • 続いている期間:一度だけか、複数回の測定で続いているか
  • 他のリスクの重なり:喫煙、年齢、性別、家族歴、他の生活習慣病の有無
  • 臓器への影響がすでに出ているか:腎機能、尿たんぱく、心電図、血管の状態
  • 生活習慣を変える余地があるか:塩分、飲酒量、体重、運動、睡眠

数値が基準を少し超えている段階で、他にリスクが重なっていなければ、まず生活習慣の調整から始めて数か月後に再評価するという進め方をとることもあります。一方で、臓器への影響がすでに出ている場合や、数値が大きく離れている場合は、早めに薬を使ったほうが結果的に負担が少なくなります。

薬を始めた場合も、一生変わらないわけではありません。体重が減り、血圧が安定して減量や中止を検討できる方もいます。方針は固定ではなく、経過を見ながら見直すものとお考えください。

判断の材料と理由をお伝えしたうえで、一緒に決めていきます。納得できないまま処方を受け取っても、続きません。

気づきにくいサイン

生活習慣病は基本的に無症状ですが、いくつかのサインが手がかりになることがあります。

むくみ 夕方だけ足がむくむ程度なら心配ないことが多いのですが、朝から続くむくみ、片足だけのむくみ、息切れを伴うむくみは、腎臓・心臓・肝臓の状態を確認する必要があります。

だるさが取れない 貧血、糖尿病、甲状腺機能低下症、慢性腎臓病、睡眠時無呼吸などが背景にあることがあります。数週間以上続くだるさは、一度採血で確認する価値があります。

動悸・脈の乱れ 心房細動は自覚がないまま経過することがあり、脳梗塞の原因になります。脈が乱れる感覚があった方は、心電図での確認をおすすめします。

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日中の強い眠気・いびき 睡眠時無呼吸のサインです。血圧が下がりにくい方では特に確認が必要です。

足の親指の付け根が急に痛む 痛風発作の典型的な現れ方です。発作が治まっても尿酸値の管理は必要です。

内科で行う検査

1. 問診 いつからの数値か、これまでの経過、内服中の薬、生活のリズム、ご家族の病歴。ここで方向性の大部分が決まります。

2. 診察 血圧・脈・体重の測定、聴診、むくみの確認など。

3. 検査(当院で実施できるもの)

  • 血液検査(血糖・HbA1c、腎機能、肝機能、脂質、尿酸、電解質、貧血、甲状腺ホルモンなど)
  • 尿検査(尿たんぱく、尿潜血、尿糖、尿アルブミンなど)
  • 心電図検査
  • 胸部・腹部レントゲン検査
  • 超音波(エコー)検査(腹部・腎臓・頸動脈など)
  • 酸素飽和度測定
  • 睡眠時無呼吸症候群の自宅簡易検査

4. 説明と方針の決定 分かったこと、まだ分からないこと、次に確認することを整理してお伝えします。

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通院の進み方

生活習慣病の通院は、初回で終わるものではありません。おおよその流れをお伝えしておきます。

初回 健診結果をもとに問診・診察、必要な検査。その日のうちに分かる結果はご説明します。家庭血圧の測定をお願いすることがあります。

2回目(数週間後) 外部検査の結果を含めて評価し、方針を決めます。生活習慣の調整から始めるか、内服を開始するかをここで相談します。

3回目以降(1〜2か月ごと) 数値の推移を確認しながら調整します。安定していれば間隔を空けていきます。定期的に腎機能・尿検査・心電図などで臓器への影響を確認します。

治療は短距離走ではなく、長く続ける前提のものです。続けられる形にすることが、厳しい目標を立てることより優先されます。仕事の時間帯、外食の頻度、通院しやすい間隔。そうした事情も含めてご相談ください。

当院でお渡ししている血圧手帳と家庭血圧の記録

急な体調不良について

発熱、咳、のどの痛み、腹痛、下痢などの急な体調不良にも対応しています。

新型コロナウイルス・インフルエンザなどの迅速検査を院内で実施でき、発熱等の症状がある方は隔離ブースで診察します。ご来院前にその旨をお知らせいただけると、動線を分けてご案内できます。

なお、3週間以上続く咳は、かぜとは別の原因(咳喘息、気管支喘息、副鼻腔気管支症候群、胃食道逆流症など)を考える必要があります。日本呼吸器学会の「咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019」では、3週間未満を急性咳嗽、3〜8週間を遷延性咳嗽、8週間以上を慢性咳嗽と分類しています。市販薬で様子を見続けるより、一度原因を整理したほうが早く落ち着くことが少なくありません。

救急受診が必要なサイン

次に当てはまる場合は、予約や当院の診療時間を待たずに救急医療機関へご連絡ください。

  • 突然の激しい頭痛(今までに経験のない痛み)
  • 顔や手足の片側の力が入らない、しびれる、ろれつが回らない
  • 胸の強い痛みや圧迫感が続く、冷や汗を伴う
  • 息が苦しくて横になれない、会話が続けられない
  • 意識がもうろうとしている、けいれんを起こした
  • 吐血、黒いタール状の便が出た

判断に迷うときは、東京消防庁救急相談センター #7119(24時間)にご相談いただけます。お子さんの場合は小児救急相談 #8000 もご利用いただけます。

当院で対応できないこと

できることと同じくらい、できないことをはっきりお伝えしておきます。

  • CT検査・MRI検査(連携医療機関へご紹介します)
  • 胃カメラ・大腸カメラ(内視鏡検査)
  • 腎生検などの侵襲的な検査
  • 入院を要する治療
  • 緊急処置・手術
  • 透析導入、がん治療などの専門的治療
  • 小学生未満のお子さんの診療(当院は小学生以上が対象です)

これらが必要と判断した場合は、調布市・三鷹市などの総合病院や専門医療機関へご紹介します。緊急性が高いと判断した場合は、その場で救急医療機関への受診をご案内します。

当院の内科の特徴

腎臓の視点を持った生活習慣病の管理

院長は腎臓専門医・透析専門医です。高血圧や糖尿病の管理では、それが腎臓にどう影響しているかという視点が欠かせません。血圧・血糖の管理と、腎機能・尿の評価を、同じ場所で並行して行えます。

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京王線つつじヶ丘駅南口から徒歩1分

南口のバスロータリーに面した場所にあります。定期的な通院は、距離が近いほど続きます。調布駅からは急行で1駅、仙川・柴崎・国領方面からもご来院いただいています。

アクセス・地図はこちら

LINE予約・WEB予約で待ち時間を短く

予約優先制です。時間帯を指定してご予約いただけるため、院内での滞在時間を短くできます。定期通院の負担を減らすことを重視しています。

平日18時まで、土曜午前も診療

平日は9:00〜12:30/14:30〜18:00、土曜は9:00〜12:30に診療しています。お仕事帰りや、平日に時間が取れない方にもご利用いただいています。クレジットや交通系ICなどのキャッシュレス決済に対応しています。
(バーコード決済は対応しておりません)

つつじヶ丘駅前内科クリニックの外観
調布市のつつじヶ丘駅前内科クリニック院長小出高彰

よくあるご質問

Q. 健診結果だけを持って相談に行ってもよいですか。 むしろ、それが最も望ましい受診の形です。症状が出る前の段階でご相談ください。可能であれば過去の結果もあわせてお持ちいただくと、変化の向きが分かります。

Q. 受診したら、すぐ薬を飲むことになりますか。 そうとは限りません。数値の程度、続いている期間、他のリスクの重なり、臓器への影響を確認したうえで判断します。生活習慣の調整から始めて数か月後に再評価する場合もあります。判断の理由をお伝えしたうえで、一緒に決めていきます。

Q. 一度薬を始めたら、やめられないのですか。 一生変わらないわけではありません。体重の減量や生活習慣の改善によって、減量や中止を検討できる方もいます。ただし自己判断での中断は、血圧や血糖の急な変動につながることがあるため、必ずご相談ください。

Q. 他院に通院中ですが、こちらに変更できますか。 お薬手帳と、可能であれば直近の検査結果をお持ちください。内容を確認したうえで継続的な管理をお引き受けします。専門的な治療が並行している場合は、元の医療機関との連携が必要なことがあります。

Q. どのくらいの頻度で通院しますか。 開始時は数週間ごと、数値が安定してからは1〜2か月ごとが目安です。お仕事の都合に合わせて調整します。

参考文献

  1. 日本高血圧学会『高血圧管理・治療ガイドライン2025(JSH2025)』2025年8月発行. https://www.jpnsh.jp/guideline.html
  2. 厚生労働省「令和6年 国民健康・栄養調査結果の概要」2025年12月公表. https://www.mhlw.go.jp/
  3. 日本動脈硬化学会『動脈硬化性疾患予防ガイドライン2022年版』2022年.
  4. 日本痛風・尿酸核酸学会『高尿酸血症・痛風の治療ガイドライン 第3版[2022年追補版]』診断と治療社, 2022年. https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00476/
  5. 日本呼吸器学会『咳嗽・喀痰の診療ガイドライン2019』2019年.
  6. Kidney Disease: Improving Global Outcomes (KDIGO) CKD Work Group. KDIGO 2024 Clinical Practice Guideline for the Evaluation and Management of Chronic Kidney Disease. Kidney Int. 2024;105(4S):S117-S314.
  7. 東京消防庁「救急相談センター(#7119)」